正論で部下を追い詰める上司が尊敬されない理由

仕事でミスをしてしまったときに、上司から指摘を受けた経験はありますか。

指摘の仕方によっては部下を萎縮させたり、関係が悪化してしまう可能性もあります。

上司と部下の関係でも、相手への思いやりを忘れずにコミュニケーションを取ることは大切です。

あるとき上司に指摘されて自分のミスに気づいたことがありました。

そのときの会話です。

上司:「ここ間違えてるよね。」

私:「…あっ、そうですね。」

上司:「こういうやり方したらダメだよね。」

私:「…はい。」

上司:「~なときは、~だよね。」

私:「…はい。」

上司:「…まぁ、いいです。」

ー会話終了ー

はい??「まぁ、いいです。」の意味が分かりません。

それで済むことをネチネチ言って、ストレス発散ですか?

ミスをした自分が一番悪いですが、もう少し優しい言い方してと思いました。

指摘されたときの捉え方って人それぞれだと思います。

でも指摘する目的が相手に伝わらないと逆効果ですよね。

先ほどの上司との会話のように、正論を突き付けて相手を追い詰めても

言われる方は「くそっ…、何も言えねぇ」と思いながら内心ものすごく腹立ってるという。

お互いに論破大好き人間なら大いに盛り上がると思いますが、たいていは片方が言われっぱなしです。

正論を振りかざしてくる人はプライドが高く、相手より優位に立ちたいという特徴があるそうです。

一生関わりたくない人ランキング第一位です。

そもそもミスを指摘する目的は、ミスの再発防止ですよね。

ミスを繰り返していたら、同僚や会社に迷惑をかけてしまいます。

つまり指摘する側は、再発防止策まで考えるのがセットなんです。

ミスの原因を探れば、必ず解決策が見つかるはずですから。

そこまで部下を導いてあげるのが、上司の務めだと思います。

その上司は尊敬できる部分もたくさんありますが、反面教師の部分もあります。

他人を変えることはできませんが、自分は変えられます。

後輩に指摘しないといけない場面では、次の行動に繋げられるような言い方がしたいなと思います。

そして今後自分が指摘をされたときは、「ありがとうございます」(ニコッ!)で切り替えそうと思います。

決して言い返したりして争わないと誓います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

少しでも共感してもらえたら嬉しいです。

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